top of page
  • 執筆者の写真Tsubasa Shida

丁寧でいて詳しい教則本を作りたい5

更新日:2023年4月2日

その4はコチラ


音楽の知識ゼロからでも楽しみながら積み重ねて、音楽をより理解してもらうためのテキストを目指して作成しました。


その過程で色々なテキストが生まれたけれど結局のところ

「ギターの弾き方」

というシリーズ4冊をブラッシュアップしていく中で、

「もはや現在、自分のテキストとしてはこのシリーズだ」

と割り切ったのでありました。


子供向けのような印象が強かったのでバランス調整をしました。

見た目から受けるイメージはモチベーションに大きく関わると実感したのです。


曲名を英語に

例)きらきら星→Twinkle Twinkle Little Star


童謡をクラシックモノに変更

例)むすんでひらいて→Amazing Grace


当初は老若男女問わずに歌える童謡こそが入門に適していると思っていたのですが、やはりそれでは生徒さんのモチベーションがうまく上がりません。


というか実際にレッスンでは、流行りのポップスを演奏した方が楽しいので、

これらのページはほぼスキップされていました。


練習曲があった方が良い部分と、

生徒が楽しめる曲を演奏すべきという部分と、

流行と著作権の部分

ジレンマであります。


「ギターの弾き方4」

を終えると、

「俺ギター弾けるよ」

と言える位の演奏と、

多少の知識を披露出来る人間

になる事を想定しています。


この頃には生徒さんへの個別の課題も

これらの4冊から適したものを選んで出す事も増えました


「プロになりたい」

と言う子には特別メニューを作ったり

「曲が作りたい」

と言う子にはその知識と演習をまとめたり


ゆくゆくはこれらもまとめて本にしたいものです。


「このテキストを売らないのか?」


という質問をとてもたくさん受けていますが、

まだこれらは、叩き上げている途中なのです。



新たに入会いただいた生徒は、

「手順書を作る仕事していた」

という方でした。


私のテキストを絶賛してくれながらも、

目次があった方が良いのでは?

という意見をくださいました。


目次は入れたかったのですが、ページ数の関係でカットしていましたが、

この一言で気持ちが切り替わりました。


全てのテキストを見直し、目次のページを作りました

(原価の関係上、今は48Pにおさめたかったり、見開きで1つの内容というページがあり、

最初に1ページ足すだけでも結構苦戦しました)


そして、現在へと至ります。

現在は

「ギターの弾き方5」

を製作中で、この当たりまで来ると

別冊でエクササイズ集みたいなものも用意した方が良いか?

とか、

作曲方法をまとめた1 冊が必要か?

とか色々考えています。


制作開始から時代は流れ、何をするにも動画を検索する時代。


テキストを追って練習する様子を動画にしたく思いますが、手が回りません…。


それと最近、

システマティックになりすぎているせいか、生徒の上達が凄く早いです。


嬉しい事でありますが、

すぐに中級者用以降のテキストをもっともっと濃くしなくては…。


悲しい事に世の中はコロナ。

演奏の仕事も激減しています。


やるなら今しかないのですが、果たして!?




最新記事

すべて表示

なんでギターたくさん買うんですか?

これは生徒にも、美容院でのお話でも、他の楽器の先生にも、 よくよく聞かれます。 答えは必要だからなのですが… コレクションしてただニヤニヤしているだけではないんですよ? 実はギターによる音の違いは凄く大きいんです。 まずエレキギターとアコースティックギター これは両方持っていた方が良さそうなのは想像付きますよね、 そしてアコースティックギターの中でも、 いわゆる 「フォークギター」 (よくみんなが

bottom of page