「はじめてのギター1・2」
初心者大人むけ2冊
「ギターの弾き方1・2」
叩き台として初心者〜中級者用に作った
「ギター入門テキスト」
音楽理論の基礎をギターで解説した
「ギター音楽理論入門」
の6冊が自分のテキストとしてとりあえず手元に出来ましたが、
レッスンでは必ずしもテキストを使うわけではなく、
生徒の状況に合わせてエクササイズやまとめページを作りながらのレッスンの日々でありました。
チャンスがあれば、自分のテキストを効果測定し、叩き直し、完成に持っていきたいと考えていました。
まずはお子様達にテキストを配る事にしました。
「製本テープ」
「80枚止められる大きなホチキス」
を購入。
そして自分で製本し、配りました。
小学校低学年の生徒には
「はじめてのギター」
高学年の子には
「ギターの弾き方」
中学生になった子には
「ギター音楽理論入門」
を配り、レッスンで時々ふれつつ様子を見る事になりました。
まずは、ギターとピアノを習っている子に
「ギターはピアノと違ってテキストが無い」
の言われました。
「それがテキストだよ」
と答えると
「これは違う」
と…。
お話をしていると、どうやら、自主製本では説得力が足りないように感じました。
急いでフリーのイラストを貼り付けた表紙を作り、製本業者さんへと出しました。
48ページならば700円かからずに製本する事が出来ます。
何人分を何冊もとなるとまずまずの出費ですが、そこは先行投資です。
私はドヤ顔で
「どうだ!これならテキストらしいだろう?」
と新しいテキストをプレゼントしました。
生徒は驚きながらうなずいてくれました。製本がすぐに出来るなんて信じられなかったようです。
別の生徒にプレゼントした時、
「あ〜この表紙フリーイラストだ〜」
と言われました。
ムム厶…なんて賢い子なんだ…
とりあえずのレッスン用としては充分であるものの、
オリジナルの表紙を作る決心をしました。
一方で中学生へプレゼントした
「ギター音楽理論入門」
は全く読んでもらえませんでした。
ただでさえ抵抗のある音楽理論が、余白少なく白黒でギッシリ書かれているのですから無理もありません…。
それにこれは叩き台として作ったものなので…
しかしとても大切な事がたくさん書いてあるのでレッスンでたまに触れる程度に留めました。
この頃、レッスンを初めて5年位経っていて
お子様へのレッスンはテキストと、生徒からのリクエスト
大人のレッスンは生徒さんからのリクエストと、私の提案する課題
という流れが生まれていました。
中級者の大人向けに用意した課題やエクササイズは後にテキストに組み込めるように作り、
それらの生徒に出した課題を追いかけるようにテキスト作りが再開しました。
レッスンでは生徒に合わせて課題を用意する必要があり、
テキストでは順を追って記載する必要があるので、
それはとても大変な作業です。
「ギターの弾き方2」
までを終えると、簡単な曲ならコードで弾けるような内容でした。
私はこれは初心者の域かと思います。
・コードが弾ける→初心者
・ギター2人で演奏が出来る
(メロディの演奏や、高い音での伴奏など)→中級者
・曲に合わせてアドリブか出来る→上級者
というようにザックリ定義したとして、
少なくとも中級者位まではとても丁寧なテキストを用意すべきであると考えています。
早速
「ギターの弾き方3・4」
を作りました。
挫折の多いコードFへの挑戦や、
仕組みをなるべく丁寧に書きました。
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