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執筆者の写真Tsubasa Shida

丁寧でいて詳しい教則本を作りたい1

更新日:2021年10月17日

私はそろそろ音楽教室で教えて8年になります。


レッスン開始当初からしっかりとした自分のテキストを作る事を目標にやってきました。


毎週のレッスン、それから演奏や作曲などのお仕事の合間に自分のテキストを作成する日々が始まりました。


私は小さい頃、ピアノを習っていました。

そこまで打ち込めたわけではないのですが、楽譜のルールや、音楽における基礎的なルールある程度の音感知らない間に身に付いていました。


10代後半からはバンド活動をたくさんしました。その中で色々な仲間と出会いました。


それぞれに音楽歴はあれど、だいたい大きく分けて3つでした。


1.音楽や楽譜の細かいルールをほぼ何も知らない人々


2.ピアノ(もしくは他の楽器)経験者で、楽譜などのルールをある程度知っているものの、ポピュラー音楽理論に関してはあまりわかっていない


3.幼少期にクラシック音楽の経験はないが、ポピュラー音楽理論を把握している人


私はでした。

10代をギター独学で過ごした私は、ピアノのお陰で基礎力はあったものの、ポピュラー音楽理論に関しては、それなりに本を読んでもいまいちバンド活動には活かせていませんでした。


その後私はレッスンに通うようになり、、バークリー音楽理論と呼ばれるものを先生から学んだり、

色々な方々と演奏をさせていただきました。趣味の方から、テレビに出ているような方まで。

そして気が付けば自分が教える立場になっていました。


改めて、

ギターは気軽に弾ける楽器だけれど、

音楽のしくみや基礎能力が自然と身につくようなテキストやレッスンは非常に少ない事に気が付きました。


これらが備われば音楽を何十倍も楽しめるし、よりクリエイティブな方向への可能性が広がると考えています。



どうせならば楽器を通して、そういったものが難しい思いをせずに備わるような、

そんなテキストが作りたいと強く思うようになりました。


1.簡単で丁寧であること

2.音楽の基礎能力が身に付く内容であること

3.挫折する人をしでも減らせるような内容


という3つの目標を立てました。


日々のレッスンは課題曲や、課題練習をその都度用意しながら、合間を縫ってのテキスト作成がスタートしました。

つづく

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