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  • 執筆者の写真Tsubasa Shida

コード・ダイアグラムについて

更新日:2021年7月22日

今朝は寒かったですね、スクーターで移動していた私は、薄手のジャンパーを羽織っておりましたが、それでは足りませんでした。 電車移動の方は非常に服装に悩みますよね。 いつでも温かく出来て、サッと涼しくなれるアイテムと言えば、ネックウォーマー位しか思いつきませんが、非常におすすめです。 皆様、汗が冷えて体調を崩さないよう、お気をつけください。

今回は、コード・ダイアグラムについてです。


 

1.コード・ダイアグラムって何?

「ダイアグラム」というのはつまりは「色々な情報を簡単な図で表す」という事です。

「コード・ダイアグラム」というのは、「コードのおさえ方を図で表したもの」です。

これがあれば楽譜が読めなくても、自分が何の音を弾いているかわからなくても、曲を演奏する事が出来るのです。

 

2.コード・ダイアグラムの読み方

コード・ダイアグラムは、指板の図になっていて、基本的には左側がヘッドのある方向になっており、縦の線がフレット横の線が弦を表しています。

コードダイアグラムの基本1

ここで注意したいのが、弦を表す横線は、下が6弦(太い弦)で上が1弦(細い弦) という事です。 レッスンをしていると上下逆に勘違いしてしてしまっている方が非常に多いので、ここはしっかり覚えていきましょう。

 

図には通常おさえるべき所へ●印等がついています。 そして左側へはみ出した●印は、「開放弦(弦を何もおさえない状態の事)を演奏する」事を表してます。

コードダイアグラムの基本2

 

左側の×印は、「その弦は鳴らさないように」という意味です。 これは特に勘違いが多いのですが、決して「弾いてはいけない」という事ではありません。 「弾いても良いけど音は鳴らないようにする」という意味があります。

音が鳴らないようにするには、どれかの指で軽くふれれば良いのですが、ある程度技術のいる事なので、初めのうちは深く気にし過ぎず、とにかくコードの形を覚える事を優先しましょう。

 

●印を線で結んである場合、それらは1つの指でおさえる事を表しています。





 

また、ヘッド方向を上側に描いているダイアグラムも見かけますので紹介しておきます。


ヘッドの位置から考えれば当然なのですが、縦線が弦、横線がフレットを表しています。 左側が6弦(太い方)右側が1弦(細い方)になっています。

 

3.実際のコード・ダイアグラム

図はコードCのダイアグラムです。 6弦は×印が書いてあるので6弦の音は鳴らない方が良いです。 (薬指の先や、親指で軽くふれて音を止めるのが基本です)

1弦と3弦は左側にはみ出ている●印なので、何もおさえずに弾いて開放弦を鳴らします。

ダイアグラムには、おさえる指まで書いてあるものは少ないのでその辺りは経験や吟味が必要になってきます。 逆に言えば、きちんとおさえられていて、無理や無駄がなければ指は自由なのです。

 

まとめ

・コード・ダイアグラムとは、コードのおさえ方を図で表したもの。 ・弦を表す線は下が6弦、上が1弦 ・左にはみ出した●印は開放弦(何もおさえず弾く) ・×印の付いた弦の音は鳴らないようにする。

 

いかがでしたでしょうか? ギターは視覚的に覚えやすい楽器であり、その応用によって色々な演奏が生まれます。 その1歩目であるコード・ダイアグラムをしっかりと読めるようになれば、世界は広がっていきます。 読み方がわかったら、是非ご自身の好きな曲のコードダイアグラム付きの譜面を探して、演奏にチャレンジしてみてください。

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