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  • 執筆者の写真Tsubasa Shida

エフェクターについて(超初級編)

更新日:2018年10月11日

私は10歳の頃、小学校の先生の影響でギターを始めました。その頃はバンドブームで、テレビには派手なビジュアルをした先輩方がたくさん出ていました。 「なんだか僕のギターと音が全然違う」と若かりし志田翼少年は思っていたのでした。

今回はエフェクターについて(超初級編)です。 具体的な種類や繋ぎ方は後日まとめさせていただいて、今回は「エフェクターがどういったものなのか」に焦点を当てています。

 

1.エフェクターってなに?

名前の通り、「音に対して様々なエフェクト(効果)を与える機械」です。 色々な種類があり、これを間違えると思い通りの音と違ってガッカリしてしまう事もあります。 また、同じ名前でもブランドや型番によって微妙に音が違ったりしますので、自分のお気に入りを探すのはとても楽しいことです。


エフェクターとは

 

2.マルチエフェクターとコンパクトエフェクター

エフェクターを大きく分けるとマルチエフェクター(通称マルチ)と コンパクトエフェクター(通称コンパクト) の2つに分けられます。

・コンパクトエフェクター こちらが基本となるエフェクターです。 基本的には1つの機械で1種類の効果を与える事ができます。 いくつかのコンパクトエフェクターを並べて使う事が多いです。

ツマミをいじることで、効果のかかり具合や、キャラクターを微調整します。

・マルチエフェクター こちらは1つの機械にコンパクトエフェクターがたくさん詰まったものと考えて下さい。 1つの機械でたくさんの効果を与える事が出来ます。 またパラメータを保存したり、自分の好きな効果を並べて置いて記憶させたり、スイッチに割り当てたり…と特に近年のものは様々な機能が付いています。


コンパクトとマルチのイメージ

3.コンパクトエフェクターの利点と欠点

【コンパクトエフェクターの利点】


・操作が比較的直感的 1台につき、ツマミが3つ〜4つなので、1つずついじって確かめれば比較的簡単です。 ・好みのエフェクターを並べられる。 ブランドの壁を超えた組見合わせが可能です。 オリジナリティの追求や、気に入った組み合わせを探す楽しみがあります。

・自分に必要な分だけを並べられる 必要な分だけを持ち歩くので持ち運びがしやすい事が多いいです。(とてもたくさん使う人は大変)

 

【コンパクトエフェクターの欠点】


・マルチエフェクターより高く付く場合がある 1つ大体1万円位しますので、たくさん並べたい人は高く付く事があります。また、繋ぐケーブル、電池や電源アダプターも別に必要になります。

・トラブルシューティングの難しさ 得られる効果を増やす程に機械が増えます。つまり接点も増えるのでトラブルの可能性が若干上がったり、どのエフェクターが調子が悪いのか原因解明が少し大変だったりします。 ・電池や電源が増える 増やすほど電池や電源がたくさん必要になり、手間がかかります。機種によって必要とされる電圧が違うというのも慣れが必要なポイントです。


4.マルチエフェクターの利点と欠点

【マルチエフェクターの利点】 ・1台買えば色々な効果が得られる 1台買えば必要な効果は大体揃っていますので、予算やスペースの見通しを立てやすいと思います。 ・繋ぎ方が楽 基本的にはギターとマルチエフェクター1つ とアンプを繋げばOKですからシンプルです。トラブルシューティングもしやすいです。電源も1つで済みます。 ・ヘッドホンを繋げるものが多い 夜間やご自宅での練習に便利です。ほとんどのマルチにはヘッドホン端子が付いていますので、アンプから音を出さなくても自分の世界に入って練習する事も出来ます。

 

【マルチエフェクターの欠点】 ・操作が比較的難しい 近年のものはわかりやすいディスプレイが付いていたりして非常に直感的に操作できるようになっていますが、まだまだコンパクトに比べ、操作が難しい機種が多いのも事実です。 初めのうちは戸惑うかもしれません。

・比較的大きい 小型のものも存在しますが、大きい機種が多く、特にあまりたくさんのエフェクトを使用しない方には「無駄に大きい」という事になりがちです。 ・単価が高め コンパクトエフェクターをいくつか集めるとマルチエフェクターよりも高く付きますが、「エフェクトは1つしか要らないけどマルチを買う」と言った場合、逆にマルチの方が高くつくと思います。 ・好みのエフェクターの組み合わせがしにくい マルチエフェクターにコンパクトエフェクターを繋ぐというのはもちろん出来ない事はありませんが更にスペースと予算を取ります。 エフェクターには繋ぐ順番のセオリーがありますので機種によってはそれが思い通りにならない場合もあります。 基本的にはもともと入っている中から気に入ったものを選んで使う事になるでしょう。

 

5.実際の商品の紹介

言葉だけでは伝わらないと思いますので、写真と、リンクを貼っておきます。













 

6.まとめ

エフェクターはマルチとコンパクトがある。 エフェクト(効果)の種類がたくさんあって、それを組み合わせて音を作る。 コンパクトひ1つで1種類の効果、マルチは1つでたくさんの効果。

 

いかがでしたでしょうか? エレキギターを弾く上で、今やエフェクターの存在は欠かせないと言っても過言ではありません。 是非、お気に入りのエフェクターを見つけて下さい。見つける過程も最高に楽しいですよ!

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