皆様、10月の3連休はいかがお過ごしですか? 9月のシルバーウイーク、からのこの10月の3連休… 運動会など行事もあるのでしょうけれど「その祝日が1つ6月にいってもいいのではないか?」 最近私そんな事を考えています。 今回は弦について(アコースティックギター編)です。 エレキギター編はこちら
1.エレキギター用とアコースティックギター用
まず気をつけなければいけないのはエレキギター用とアコースティックギター用の弦を間違えてはいけないという事です。
弦のパッケージに、「Electric」や、「Acoustic」などの表記がありますので、確認しましょう。
図
また、6本セットのものと、1本ずつバラ売りされているものがあります。
バラ売りの場合、何弦用の弦なのか、確認して買うようにしましょう。
2.弦の種類
アコースティックギター用である事を確認しても油断してはいけません。
その中にも種類があるからです。
まずは、「スチール弦とナイロン弦」
これは簡単に言ってしまうと「フォークギター用か、クラシックギター用か」という事になります。
駅で良く見かけるかき鳴らして弾き語りをしているのは、フォークギターで通常スチール弦を張ります。
一方で、ボサノバや、クラシックなどでよく使われる、つま弾くイメージのギターを「クラシックギター」や、「ガットギター」などと呼び、ナイロン弦(その他カーボンやガット等)を張ります。
近年ではアコースティックギターと言えばフォークギターを指す事が多いですが、言葉の意味としてはフォークギターもクラシックギターもアコースティックギターの分類になりますので注意が必要です。
パッケージに
「classic」「classical」「nylon」などと書いてあったらそれはナイロン弦です、確認しましょう。
また、最近では弦が長持ちするとされるコーティング弦というのもあります。比較すると少し高いですが、確かに長持ちします。 普通の弦に慣れてから試すのが良いと思います。
3.弦の太さについて
大切な要素が弦の太さです。
弦のパッケージに数字が書いてあります。これが太さを表す数字です。
図
特にセット売りの場合は、1弦の太さと、6弦の太さを表示し、その数字でセットを呼んだりします。
011-052と書いてあったら、
通称「イチイチゴーニーのセットです」
1弦の太さが0.011インチ
6弦の太さが0.052インチという意味です。
(最初のゼロを省略する事もあります)
一言で言ってしまえば、「太い弦より細い弦はおさえやすく、切れやすい」です。 また、太い弦の方は振動した時のエネルギーが大きいですから、サウンドに影響を与えます。 フォークギターの場合は11-52もしくはもう少し太い弦が標準かも知れませんが、私は更に細い10-47辺りのセットをおすすめしています。 これによってかなりおさえやすくなります。 数字が大きくなると太く、ちいさくなると細くなります。
4.弦の張替えはどうすればいい?
ギターに慣れてきたら是非ご自身でトライしていただきたいと思います。 また楽器店へギターを持ち込めば、張ってもらえますので初めのうちはそうすると良いでしょう。勿論有料で、大体500円強〜1000円位(弦の代金は別)が相場なようです。
5.弦の寿命は?
好みやお手入れの仕方によって様々です。
1ヶ月や1週間という方もいれば、レコーディングで一曲毎に交換する方もいるようです。
初心者の方は「3ヶ月に1回交換」と思っておいて良いと思います。
長く同じ弦を使っていると錆びてしまったり、切れやすくなったり、チューニングが不安定になってしまったりしますので気をつけましょう。
まとめ
エレキギター用、フォークギター用、クラシックギター用を確認して買いましょう。 太さは10-47辺りの細めがおすすめです。 弦は3ヶ月に一度は換えましょう。 いかがでしたでしょうか? 特にアコースティックギターは弦によるサウンドの違いを実感しやすいと思います。 交換に慣れたら是非色々試して、ご自身の理想の弦を見つけて楽しんでください。
Comments