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執筆者の写真Tsubasa Shida

リズム感を鍛えるワンランク上のメトロノームの使い方

メトロノーム、使っていますか?


練習をしているんだけれど、メトロノームは使っていない

そんな方が私の生徒達の中にもいます。


これは少し損をしているような気がします。

メトロノームに合わせるのって実は凄く楽しいんですよ!


最初はメトロノーム無しで、考えながら練習する事をオススメしますが、慣れてきたら是非メトロノームを使って楽しみましょう!


「ワンランク上の使い方」

とは?


(既に中級者以上の方は実践されているかもしれません)


「メトロノームを2と4で聴く」

というものです。


まずは、メトロノームの数値を120で鳴らしてみてください。


これを普通に捉えると

メトロノームが鳴るのと同時に「1 2 3 4」

と数えればオーケー!

当然、テンポは120です。




続いて、メトロノームの数値

60で鳴らしてください。


先程の半分の速さで鳴っているわけなのですが、

これを

「1 2 3 4」

の2と4の部分にして聴くのです。

1と3は何も鳴っていない時に数え、2と4はメトロノームが鳴った所で数えます。



出来ませんか?

安心してください、

これはただ単に「慣れ」の問題です。


多くの人は、初めは数える事さえ難しく

せっかく数えられても合わせて弾こうとすると、

知らない間に1と3にメトロノームが揃っていたりします。


多くの音楽ではこの、2と4が非常に重要で、上手い人と下手な人の大きな差でもあります。


メトロノームが鳴っていたら、そこが自然と2と4に聞こえるように訓練をしましょう。

そしてこの、2と4は、

多くの曲で(テンポや曲調によりますが)リスナーが手を叩くタイミングです。


メトロノームを2と4に聴いて合わせる事で、誰かに手拍子して貰ってるような楽しみが味わえますよ!


上手くなれば、まるでメトロノームが歌っているようにすら聴こえて来ます。(ちょっと言い過ぎ?)


どうしても出来ない方は、

お気に入りの音楽に合わせて2と4で手を叩く事から始めましょう!


リズム感が向上すれば、聴こえてくる音が変わり、世界が変わります。

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