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  • 執筆者の写真Tsubasa Shida

コードについて(超基本編)

ついこの間、近所の小学校で、運動会がありました。

最近では、運動会が春にある学校と、秋にある学校がありますよね。

私の小さい頃は秋に運動会だったので、この時期の運動会の音を聴くとなんだか嬉しくなります。皆様は、運動会の事を思い出したりしますか?


今回はコードについて(超基本編)です。

今回は基本的な考え方のみで、具体的なコードの読み方などは次回になります。

先日レッスン中、「コードC」を使う曲を演奏していた時の事、 「先生のCと、私のC、おさえ方が違いますが、先生のもCなんですか?」 といった趣旨の質問をいただきました。 私は 「これもC、これもC、こうやってもCだし、これでもCです」 といくつかコードCのおさえ方をしながら解説に入りました。

 

1.そもそもコードってなに?

コードとは日本語で「和音」の事で、「複数の音を同時に鳴らす事」と言えます。 譜面にアルファベットで書かれたもので、種類がたくさんあります。 ポピュラーミュージックの多くはこの、「コード」を頼りに伴奏をしていきます。 (コードが書かれていない譜面もあります)


 

2.コードのアルファベットはなに?

ヒット曲などが載っているソングブックなどを見ると、にコードが沢山書いてあります。 たくさんのアルファベットが使われています。 例えばCとか、Amとか、Gsus4とか…。 どういった意味なのでしょうか? アルファベットを分類すると ・最初の大文字 ・小文字のmがあったりなかったり ・数字の7やM7があったりなかったり ・それ以外 の4つになります。 これはコードの種類を表していて、アルファベットの組み合わせによって、実際に演奏すべき音が指定されていると思って下さい。


コードの例


 

3.どのようにコードを演奏しているの?

ギターを初めて間もないうちは、アルファベットに対応するおさえ方を覚えます。 手の形で、「Cだからこう、Gsus4はこう…」 と言うように、演奏したい曲に出てきたコードから基本のおさえ方を覚えていったりします。 そして決まった形におさえてジャーン!と弾けば、必要な響きが得られるしくみになっているのです。 時間が経つと、「同じコードでも違うおさえ方、違う響き」というのがあり、自分の中でも好きなおさえ方などが出てくると思います。 ここで重要なのは、「同じコードでもおさえ方はたくさんある」という事です。 最初は1つの基本のおさえ方を覚え、少しずつ増やしていく事で演奏の自由度が上がっていくのです。 その結果、「自由度の高まった私の演奏」を、「コードの基本のおさえ方を覚えたばかりの生徒」が見ると、今回の質問に至るわけです。


 

4.まとめ

・コードは和音の事。 ・たくさん種類があって、アルファベットで書いてある。

・同じアルファベットでもおさえ方はたくさんある。

・身に付いているコードが多いと演奏の自由度が高まる。

いかがでしたでしょうか?

コードの概念から具体的な読み方まで説明しますと、とても長くなりますので、今回は基本的な事のみを紹介させていただきました。

次回は、実際に「アルファベットの意味」について触れたいと思います。

初めのうちは、たくさんあって若干引いてしまうコード達と、しくみがわかるといつのまにか自由に操っていたりします。

そしてその過程は、とても楽しいものだと思います。

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